文字サイズ
背景
行間
今年度の校内研究のテーマは、「EdTech(教育×IT)を活用して、21世紀を生き抜く確かな学力を育む ~新しい教育環境がもたらす学びのかたち(適応学習と協働学習)~」です。6月12日(水)、今年度最初の研究授業(専科ブロック)では、4年生算数「平行な直線を引こう」の提案授業が行われました。
まずは、前日に子供たちがタブレット端末(iPad)で撮影してきた「身の回りにある平行」を紹介し、その特徴について考えました。「こことここが平行になっています!」と、モニターを指して説明しています。身の回りの平行にはどんな特徴があるのか気が付いたでしょうか?
この日の課題は、「2枚の三角定規を使って、平行な直線を引こう」です。垂直な直線の学習を思い出しながら、「三角定規の直角がうまく使えないかな?」と、試行錯誤が始まりました。
ICT活用の工夫として、タブレット端末で、「平行な直線を引くためのヒントカード(ビデオ)」を見られるようにしておきました。「どうしよう?」と戸惑ったときには、ビデオを見ることで、解決のヒントが見つかりました。
教師は、さらに机間指導を通して、一人一人に声掛けをして、「全員ができる」ように支援をします。
発表は、「円たくん(円形ホワイトボード)」のまわりに集まって、どうやって平行な直線を描いたのか説明します。子供たち同士の距離も近くなり、安心して学び合う環境が整えられています。
平行な直線は、その性質を使ってかくことができることを、みんなで確認して、最後は、「やるKey」を使って、平行な直線のかき方について深める問題に挑戦しました。
授業後、研究授業の協議会の様子です。先生たちは、授業観察の視点に沿ってメモした内容をタブレット端末上の「スクールタクト」に取り込んで、みんなで共有します。
それぞれの意見や考えに目を通して、より良い授業づくりに向けて教員同士の学び合いが始まりました。モニターに、すぐにタブレット端末の画面が一覧表示されるので、内容を確認後には、「いいね!」やコメントを入力したり、詳しい説明を求めたりすることもできます。
一人一人の意見をグループごとに集約して発表です。ここでも、「円たくん」に考えをまとめていって、全体で共有していきます。
この日は、フューチャーインスティチュート、コードタクト、アップル、凸版印刷の企業の皆さんにも参加していただき、授業補助や協議会参観等、それぞれの立場から支援・助言をいただきました。まさに、これがEdTech(教育×IT)の姿ですね。
情報モラルに関する新聞「お助けネット通信」をWeb上でご覧いただけます。
子供たちがインターネットを安全に活用するためには、保護者の方々が情報モラルに関する知識をもっておくことが大切です。是非ご覧いただき、ご家族で情報モラルについて話し合ってみてください。
◇令和6年11月21日
「不登校の子どもを支える保護者のひろば」の御案内チラシ.pdf
◇令和6年11月21日
学習支援ポータルサイト「きみの好き!応援サイト たのしくまなび隊」
◇令和6年11月21日
R6お子さんと学習の進め方について話してみませんか?(東京都教育委員会).pdf
◇令和5年12月22日
不安や悩みがあるときは…、一人で悩まず、相談しよう .pdf
◇令和5年12月18日
保護者の皆様へ「お子さんの学力向上のために大切なこと 」(東京都教育委員会)
◇令和5年11月15日
新型コロナウイルス感染症「後遺症」保護者向けリーフレット.pdf
◇令和5年11月8日