2019年6月の記事一覧

6月12日(水)4年算数「平行な直線を引こう」の授業(EdTech研究授業)

今年度の校内研究のテーマは、「EdTech(教育×IT)を活用して、21世紀を生き抜く確かな学力を育む ~新しい教育環境がもたらす学びのかたち(適応学習と協働学習)~」です。6月12日(水)、今年度最初の研究授業(専科ブロック)では、4年生算数「平行な直線を引こう」の提案授業が行われました。

まずは、前日に子供たちがタブレット端末(iPad)で撮影してきた「身の回りにある平行」を紹介し、その特徴について考えました。「こことここが平行になっています!」と、モニターを指して説明しています。身の回りの平行にはどんな特徴があるのか気が付いたでしょうか?

この日の課題は、「2枚の三角定規を使って、平行な直線を引こう」です。垂直な直線の学習を思い出しながら、「三角定規の直角がうまく使えないかな?」と、試行錯誤が始まりました。

ICT活用の工夫として、タブレット端末で、「平行な直線を引くためのヒントカード(ビデオ)」を見られるようにしておきました。「どうしよう?」と戸惑ったときには、ビデオを見ることで、解決のヒントが見つかりました。

 

教師は、さらに机間指導を通して、一人一人に声掛けをして、「全員ができる」ように支援をします。

発表は、「円たくん(円形ホワイトボード)」のまわりに集まって、どうやって平行な直線を描いたのか説明します。子供たち同士の距離も近くなり、安心して学び合う環境が整えられています。

平行な直線は、その性質を使ってかくことができることを、みんなで確認して、最後は、「やるKey」を使って、平行な直線のかき方について深める問題に挑戦しました。

 

授業後、研究授業の協議会の様子です。先生たちは、授業観察の視点に沿ってメモした内容をタブレット端末上の「スクールタクト」に取り込んで、みんなで共有します。

それぞれの意見や考えに目を通して、より良い授業づくりに向けて教員同士の学び合いが始まりました。モニターに、すぐにタブレット端末の画面が一覧表示されるので、内容を確認後には、「いいね!」やコメントを入力したり、詳しい説明を求めたりすることもできます。

一人一人の意見をグループごとに集約して発表です。ここでも、「円たくん」に考えをまとめていって、全体で共有していきます。

 

この日は、フューチャーインスティチュート、コードタクト、アップル、凸版印刷の企業の皆さんにも参加していただき、授業補助や協議会参観等、それぞれの立場から支援・助言をいただきました。まさに、これがEdTech(教育×IT)の姿ですね。

 

梅雨空が続きます

5月の猛暑の後は、寒いぐらいの梅雨空が続いています。
寒暖差が激しいためか、体調を崩す児童もいます。
「早寝・早起き・朝ご飯」で体調管理に気をつけましょう!


玄関前のアジサイがきれいに咲いています。

 

水泳指導が始まります。

毎年行っている福生消防署による救急救命の教員研修を行いました。
人形を使った心肺蘇生法とAED使用の訓練です。

 

 


福生消防署の職員の方、ありがとうございました。

6月11日(火) 5年生 福生七小の田んぼで田植え「北田園田んぼを守る会」

6月11日(火)5年生は、「北田園田んぼを守る会」の石川さん、町田さん、小山さんをお迎えして、福生七小の田んぼで田植え体験を行いました。先日、北田園にある福生市唯一の田んぼの所有者である町田さんの田んぼを見学に行きました。今回は、自分たちで種もみから育てた苗を、実際に植えます。裸足になって、田んぼに足を入れた瞬間の子供たちの表情は、何とも言えません。「足を入れた瞬間は冷たいけど、土の中はあたたかかった。」「最初は気持ち悪かったけど、だんだん心地よくなった。」など、あっという間に、田植えは終了しました。初めての田植え体験は、大成功でした。

6月7日(金) 4年生算数「垂直を知ろう、垂直を描こう」の授業

4年生の算数の授業では、一人一台タブレット端末(iPad)を活用した学習が展開されています。「垂直、平行と四角形」の単元では、黒板の横にあるモニターに映し出されたデジタル教科書の画面が、児童の机に置かれたタブレット端末にも映し出されていました。

このあと、ワークシートにいろいろな四角形を描き、書画カメラを通じてモニターに映し出されたシートを見ながら、図形をどんな観点で仲間分けしたのかを発表しています。

授業で学んだ「垂直な直線」を校内を回って集めています。ここで活躍するのは、やはりタブレット端末です。いろいろなところに垂直が発見できましたね。

次の時間には、発見した「垂直」をモニターに映し出して、どこが垂直なのか、どうして垂直なのかを発表し合いました。

自分のタブレット端末には、垂直な直線を書き込んでいます。

垂直のことが理解できたら、作図です。作図の方法が分からない場合には、手元のタブレットのヒントカード(ヒントビデオ)を見れば、「あっ、そうか!」と解決の見通しがもてます。

最後には、垂直な直線の書き方をビデオに録画して、みんなに伝えます。書き方のポイントや伝え方を工夫することも大切にしています。